Q1. | 海外で使用できますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A1. | 技術的に対応させることは可能ですが、海外で使用するには使用国の電波法認証を取る必要があります。現在、電波法認証を取得しているのは日本のみです。 |
Q2. | LoRaやSigfoxといった他社製との通信互換性はありますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A2. | 弊社独自のプロトコルですので、他社製品との通信は出来ません。 |
Q3. | 外部アンテナシリーズ(XT,XS,XW,XL)の通信の雨の影響を教えてください。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A3. | 弊社での雨天時の実験資料等はありません。 920MHz帯では雨による減衰よりも、アンテナに付着した水分によるアンテナ性能の影響が大きいと考えています。 |
Q4. | 外部アンテナタイプのアンテナを別の物に変えられますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A4. | 弊社製品の XT・XS・XW・XL 間の変更は可能です。 アンテナ利得の違いにより到達距離が変化します。XS < XT < XW = XL の順に距離が伸びる方向となります。 ※XSアンテナの特性はGNDの大きさに影響を受ける為、モジュールの組み込み状態によってはこの通りにならない場合もあります。 IM920sXT・XS・XW・XL はアンテナを含めて電波法認証を取得していますので、弊社製品以外のアンテナを使用すると電波法違反で処罰の対象となりますご注意ください。 電波法認証を含めたアンテナのご相談は、お問い合わせフォームからご相談ください。 |
Q5. | 内部プルダウン/アップピンの抵抗値を教えて下さい。IM920sシリーズ |
A5. | 抵抗値は以下のようになっています。 プルダウン:34kΩ@Vcc=3.8V / 85kΩ@1.8V プルアップ:14kΩ@3.8V / 25kΩ@1.8V(いずれもtyp.) |
Q6. | 出力ピンの駆動能力について教えて下さい。IM920sシリーズ |
A6. | 最大4mAまで出力することができます。このとき、0.3Vドロップします。(Vcc=3.0V) |
Q7. | 動作電圧の低下により通信距離は変動するでしょうか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A7. | 動作電圧は主に送信電力に影響しますが、2.0Vまで低下した場合であっても数%の変動になります。 |
Q8. | STATUSピンにパルスが連続出力していますが、何が起きているのでしょうか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A8. | 瞬断等、不完全な電源電圧低下によりに500ms毎に3回のパルスが連続出力されます。この状態は完全なリセットがあるまで続きます。 |
Q9. | 自作基板にモジュールを載せましたが、近距離でも受信や連続送信ができません。IM920sシリーズIM920sLシリーズ 自作基板にはDC-DCコンバータを使用しています。 |
A9. | 電源にノイズがのっていないかご確認ください。 キャリアセンス時に電源ノイズによりエラーが発生することがあります。 また基準信号が影響を受け、受信感度低下にも影響するため極力クリーンな電源をご使用ください。 例:リニアレギュレータ等 |
Q1. | グループ番号を任意に設定できますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A1. | できません。 グループ番号を任意に設定できてしまうと、他のユーザに通信が見えてしまうためです。 カスタム品ならば、グループ番号の任意設定に対応することは可能です。 |
Q2. | 稼働中のシステムに、追加・故障時の交換をする際にシリアル番号を書き換えた代品の購入はできますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A2. | 同一シリアル番号の無線モジュールは、電波法の規定で複数存在することが許されていない為、 故障したモジュールを必ず返却していただく条件であれば、同じシリアル番号の無線モジュールを販売することは可能です。 |
Q3. | 3つのネットワークトポロジの使い分けがよくわかりません。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A3. | 無線モジュールの運用方法によって変更してください。 メッシュモード:移動するような運用に好適 ツリーモード :子機のデータを親機のみに収集する場合に好適 各モードの動きはユニキャスト送信時のルート検索方法が切り替わるものであり、ブロードキャスト送信には影響しません。 またメッシュモードに関しては接続制限台数が32台のみという特徴があります。 ツリー・単純マルチホップは1000以上の接続が可能です。 |
Q4. | 各ネットワークモードの違いを教えて下さい。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A4. | 単純マルチホップモード: ユニキャスト送信時に送信先までの経路情報を持っていない場合に経路探索を行います。 経路情報はどのネットワークモードでも一定期間で削除されます。 ツリーモード: 定期的に上り方向(末端->親機)への経路情報交換を行います。 上り方向のユニキャスト送信については、送信時の経路探索を行わずに通信を行います。 フルメッシュモード: 隣接端末間で120msごとに経路情報を交換します。 そのため、隣接端末が無効になった時に素早く迂回ルートへ切り替えることができます。 |
Q5. | 接点入力/AD送信モードでも中継機として使用することはできますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A5. | 中継機として使用することはできません 接点入力/AD送信モードでは送信中以外はスリープ状態になるため中継ができません。 |
Q6. | 接点入力/接点出力/AD送信モード時に時刻同期スリープ機能は利用可能でしょうか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A6. | できません。同期スリープ機能はデータモードのみでご利用頂けます。 接点出力モードではスリープ機能自体を使用することができません。 |
Q7. | グループ登録完了後に子機側から「GRNOREGD」というメッセージが表示され、コマンドを受付けなくなってしまいました。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A7. | グループ登録完了後に子機は動作を停止するため、お使いいただくには再起動が必要になります。 |
Q8. | モジュールのバージョンをアップする方法はありますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A8. | ソフトウェアのバージョンアップは弊社で行います。お問い合わせフォームからご連絡ください。 ※お客様自身でのバージョンアップはできません。 |
Q9. | モジュールの再起動以外にパスワード認証によるグループ登録を開始する方法はありますか?IM920sLシリーズ |
A9. | STTG、STRP設定後にENWR状態でSTGPコマンドを入力すると認証通信が開始します。 |
Q10. | データモード動作にてモジュールのスリープ解除ができません。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A10. | "?ENRX<CR><LF>"の送信によってスリープ解除ができます。 ?入力後、BUSY端子がLになってから残りのコマンドを送信してください。また、?から<LF>までは2秒以内に送信してください。 ターミナルソフトをお使いの方で2秒以内の送信が難しい場合は、マクロや送信遅延機能などをご利用ください。 |
Q11. | IM920sLの受信感度を教えてくださいIM920sLシリーズ |
A11. | 受信感度は長距離モードで規定しており、-112.5dBmになります。 ただし環境ノイズによっては上記の信号レベルでも通信できないことがあります。 |
Q12. | RSSI値の読み方について教えてください。IM920sシリーズ IM920sLシリーズ |
A12. | RSSI 値は、符号付き整数として読んだ値が受信電力[dBm]となります。(9Chなら-100dBm) また0dBmに近いほど強い信号となります。(9ChとCEhを比較するとCEhが強い信号となります) |
Q13. | STTRを1以上に設定したとき、キャリアセンスエラーが発生してからリトライ送信が行われるまでの時間を教えて下さい。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A13. | リトライ送信はランダムウェイト後に送信が行われます。 ランダムウェイトは基準値 * 0~3[ms]となっています。 基準値は高速、中距離、長距離モードの順に10、80、400[ms]になります。 |
Q14. | 実際の運用時にも親機が通信できる範囲内にいる必要がありますか?IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A14. | グループ登録の完了後は親機が電源OFFでも通信可能です。 ただし通信相手にSTNN=0001hを含む場合、ツリーモードで運用する場合は親機が必要になります。 |
Q15. | 環境ノイズの計測方法を教えてください。IM920sシリーズIM920sLシリーズ |
A15. | RDRSコマンドを連続で使用してください。 RDRSコマンドでは、コマンド実行時のRSSI(=環境ノイズのレベル)を読み取ります。 コマンド応答の数値はデータ受信時のRSSIと同じく、符号付き整数として読んだ値が受信電力[dBm]となります。 |